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作品情報

リュウスイアシカリキョウ 流水葦雁鏡

台帳番号
E甲223
流水葦雁鏡 画像 画像を拡大する

写真番号:340-8293
カラー種別:カラー

全1画像(1~3を表示)

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黒褐色で黄緑色の錆が覆う。截頭形の捩菊座鈕。外傾するきわめて薄い細縁。柔らかな細線で、流水と葦、並んで右方へ飛ぶ雁を描く。葦と水鳥の組み合わせは十二世紀に流行した図様で、雁や鷺が大きく表される。秋草文鏡などと共に、当時の人々がどのような自然の情景に心を寄せていたかが窺える。この種の文様と松鶴文が合流して、やがて定型の蓬莱文へと展開していく。

日本-平安-後期

作品名・文化財の名称 流水葦雁鏡
作品名・文化財の名称(フリガナ) リュウスイアシカリキョウ
指定区分
作者名
作者名(フリガナ)
作品分類 金工 (E) 鏡
日本
時代 平安 後期
世紀
西暦
員数 1面
材質・技法 銅、鋳造。捩菊座鈕。やや外傾細縁。流水に葦が左方へなびき、雁が2羽、右方へ飛ぶ。真土型へのヘラ押しは、細かくなく、大らかな表現をとる。
法量 径 11.35cm 縁高 0.5cm 縁幅 0.05cm
賛者
銘文/印章等
寄贈者 桂淑子・吉田澄子
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